20190320

 小笠原にロングステイしている私の長女と同じ年のお客様を石門にご案内しました。

 入林し手間もなくは、昨夜通過した前線の影響で北風が強く肌寒いトレッキングでしたが徐々に天候も回復しメグロの若鳥の小群に出会ったり、オガサワラハシナガウグイスのさえずりの中、春を感じる石門になってきました。

 

 石門から下山後前回同様鍋弦山へ行きました。指定ルート入り口では偶然アカガシラカラスバトに出会い終点には春を感じさせるサクラソウ科のオオハマボッスが咲いていました(最後の写真)。漢字で書くと「大浜払子」と書き、払子は禅僧が煩悩を払う仏具のことでそれに似ているからが命名の由縁だそうです。

 払子・・・。って見たことがないですけど。

 

  まだまだ小笠原に滞在するとのこと、残りも楽しんでください。

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コメント: 2
  • #1

    中村慧 (水曜日, 03 4月 2019 21:44)

    茂木さん

    昨日、やっと父島から帰ってきました。
    長い旅が終わってしまい、寂しい限りです。

    写真の整理をしながらこの3週間を振り返ってますが
    今まで山をやってきた中でも見た事のない植生と雰囲気の石門の森は、
    今回の旅で最も印象深い場所でした。
    茂木さんの植物の話、それを保護・回復しようとする取組の話も
    好奇心を刺激される、色々考えてしまうお話しで
    とても楽しかったです。

    今回は、雨不足で植物が枯れ気味ということでしたが
    季節を変えて、森が茂る時期に、また行きたいという衝動に駆られています。

    短い間でしたが充実した時間をありがとうございました!

  • #2

    茂木雄二 (木曜日, 04 4月 2019 06:26)

    中村慧さん:コメントありがとうございます。

     内地の山を歩いた経験がほとんどない私にとって中村さんのコメントは、新鮮でした。
    これからも、石門の持つ独特な雰囲気をお客様に伝えていきたいと思います。季節を変えると違った表情があります、またお会いできる日を楽しみにしています。